沈黙のネコパンチ

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ドラゴンボール 原作1話感想~性悪ヒロイン爆誕~

 

ブルマと孫悟空が出会うことで、ドラゴンボールの物語が始まることに

なるのだが、二人の出会いは穏やかなものではなかった。

孫悟空は食料の巨大魚を仕留めた帰り道、ブルマの運転する車にひかれそう

になる。

信号機もない山奥で、どちらが悪いとも言えない状況だが、とりあえず

キレるブルマの性格はさすがである。

この後、ブルマが自身の獲物を横取りしようと襲ってきたと勘違いした悟空が、

ブルマごと車をひっくり返す。

この時まで育ての親である、孫悟飯以外の人間と会ったことのない悟空が、

ブルマと車を化け物と思ってしまっても無理はない。

問題は悟空に攻撃されたブルマがとった行動である。

いきなり銃を悟空の脳天にぶっぱなす!!

悟空がサイヤ人ではなく、普通の人間であれば確実に致命傷である。

う…うそよ うそだわ…!! な なんで死なないの!?

と発言しているから、完全に殺す気だったのだろう。

怒った悟空がブルマをこらしめようとするが、人間の女ということで

孫悟飯の教え通り、やさしくもてなすために家へ招待することに。

救われたブルマだったが、悟空のパワーは利用できると打算的に考えたり、

招待された家をボロいと言い放ったり、性格的にはブルマのほうが

よっぽど悪いサイヤ人である。

 

訪れた悟空の家に祭られているドラゴンボール、四星球を目にしたブルマは、

7個あるドラゴンボールを全て集めると、どんな願いも叶える龍の神が現れると

説明する。

自身の素敵な恋人の願いを叶えるために、孫悟飯の形見のボールをくれと要求

するブルマ。

悟空が断ると、ケチとかあんたには使い道がないとか、お願いする立場とは

思えない態度のブルマ、やはりさすがである。

暴言を言い放ったブルマが次にとった行動は、パンツを見せ、

尻を触らせるセクハラだった。

悟空に家へ招待される時、「へんなことしないでしょうね」と言ってたのに、

自分が変なことをするという奇天烈ぶり。

色仕掛けも効果がなかった悟空を、強引に球探しに協力させるため、孫悟飯

教え通り女の子にやさしくしろとか、男だったら色んな所に行って修行するほうが

良いなど、言葉巧みに丸め込む。

四星球は譲らないことを条件に、球探しに同行することを決めた悟空に対して、

ドラゴンボールは願いを叶えると、バラバラになってどこかへ飛んでいくことを

伏せて教えないブルマ。

こりゃあ筋斗雲に乗れませんわ。

下手したらドラゴンボールでも生き返れないんじゃね

と思える自己中ぶり。

 

ドラゴンボール探しに旅立つことになった二人は、改めて自己紹介をする。

ブルマと言う自身の名前を悟空にからかわれた際、自分だって気に入ってないと

怒った彼女だが、数十年後の未来、自身の子供たちにトランクスブラ

名付けるあたり、その時までにどういう心境の変化があったのだろうか?

ポイポイカプセルから出したバイクで走行途中、用を足すために外れたブルマが

恐竜に捕まる事態が発生。

恐竜に「こいつの仲間か」と問われた悟空が「さっきあったばっかしだ」と答える

のが、素直過ぎてかわいらしい。

恐竜に食われそうになったところを、悟空の如意棒攻撃で助けられたブルマ。

オシッコをもらして次回へ続く。

 

ドラゴンボール鳥山明集英社